1995年にアメリカのSun Microsystems社が開発したプログラミング言語．
Javaで書かれたプログラムは，Javaバイトコードと呼ばれる中間コードに
いったん変換された後，実行される．
●特徴
オブジェクト指向， セキュリティの強化， ネットワーク機能の強化
●長所
Javaで開発されたプログラムは，ＯＳやＵＰＵに依存することなく，どのようなコンピュータでも動作する．
Write Once, Run Anywhere(一度コードを書けばどんな環境でも動作する)というキャッチコピーは有名．
●短所
中間コードからネイティブコード（マシン語）に変換しながら実行するため，通常のコンパイラ言語で開発されたプログラムよりも動作速度が遅くなる．
●Java Applet
ネットワークを通してブラウザにダウンロードされ、ブラウザ上で実行されるJavaプログラム。
●Javaアプリケーション
ローカルなコンピュータ（ユーザーが使用しているコンピュータ）上で実行されるJavaプログラム。WordやExcelなどの通常のアプリケーションと同じ実行形態をとる。
●Javaサーブレット
Webサーバ上で実行されるJavaプログラムで、Webサーバの機能を拡張するために使われる。
●JavaScript
Webブラウザなどでの利用に適したプログラミング言語。
Webページに動きや対話性を付加することを目的に開発された。
●J2SE(Java 2 Platform、 Standard Edition)
Java の基礎となる標準的な機能をまとめたもの。
個人が利用するパソコン向け。
●J2EE(Java 2 Enterprise Edition)
J2SEにサーバ用の諸機能を付加したもの。
企業サーバ向け。
●J2ME(Java 2 Micro Edition)
家電製品や携帯電話などの組み込み機器向けの機能をまとめたもの。
組み込み機器向け。
● Java仮想マシン
JVM (Java Virtual Machine)
Javaバイトコードをそのコンピュータのネイティブコード（マシン語）に変換して実行するためのソフトウェア。
●Javaの実行環境
JRE (Java Runtime Environment)
Javaプログラムを実行するために必要なソフトウェアのセット。Java仮想マシンとその周辺のソフトウェア。
●Javaの開発環境
JDK (Java Development Kit)
Javaでプログラムを作る際に必要なソフトウェアのセット。Javaの開発元であるSun
Microsystems社が配布。コンパイラ、デバッガ、クラスライブラリ、Java仮想マシンなどが含まれる。