MS-DOSコマンド | 機能 | UNIXコマンド |
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コマンドプロンプトを開く |
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カレントドライブを w ドライブに変更する |
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カレントディレクトリの内容を表示する |
ls |
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カレントディレクトリの移動 |
cd |
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ファイルのコピーを行う |
cp |
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ファイルの移動を行う |
mv |
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ファイルの内容を表示する |
cat |
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ディレクトリの作成 |
mkdir |
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ディレクトリの削除 |
rd |
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ファイルの削除 |
rm |
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ファイル名やディレクトリ名の変更 |
mvで代用 |
path | コンピュータに設定されているパスを表示する | |
set | 環境変数の表示と値の変更 【例】set |
set |
ver | Windowsのバージョンを表示する | |
cls | 画面をクリアする | clear |
echo | 画面に文字を表示する 【例】echo %time% 現在の時刻を表示する |
echo |
exit | コマンドシェルを終了する | exit |
●主な環境変数は以下のものがあります。
これらの内容はechoコマンドで確認できる。
【例】echo %DATE%
環境変数 | 意味 |
%CD% | カレントディレクトリ |
%DATE% | 今日の日付 |
%TIME% | 現在の時刻 |
%OS% | OS名 |
%PATH% | パス |
%CLASSPATH% | クラスパス |
%PROCESSOR_ARCHITECTURE% | CPUアーキテクチャ |
●リダイレクション
入力や出力をファイルへ(ファイルからへ)入れ替えること。
デフォルトでは標準入力(キーボード)から入力し、標準出力(コマンドプロンプト)に出力されるが、入出力をファイルに変更することができる。
【例1】 dirコマンドの結果をファイル(a.txt)に出力する。
dir > a.txt
【例2】 dirコマンドの結果をa.txtに追記する。
dir >> a.txt
【例3】 現在の時刻をa.txtに追記する
echo >> a.txt
●ワイルドカード
文字列を指定する時に使う。 * や ? を付けると次のように解釈される。
* : 任意の長さの文字列
? : 任意の一文字
●コマンドプロンプトの便利な機能
キー | 機能 |
↑ 、 ↓ | これまでに入力したコマンドを順番に表示する |
Page Up、Page Down | 最も古い履歴、最も新しい履歴を表示する |
F7 | 履歴を一覧から選択する |
F8 | 履歴を修正して入力する |
ALT + F7 | 履歴を消去する |
●ファイルの命名規則
MS-DOS ファイル名.拡張子
ファイル名8文字、拡張子3文字(8.3形式)
Windows ファイル名.拡張子
ピリオドと拡張子も含めて260文字以内
●ファイル名に使えない文字
\ / : * ? " < > |
(これらの文字はフォルダ名にも使えない)
●テキストファイルの作り方
copy con ファイル名
(終了は ^z )
【例】wドライブのルートディレクトリに次のようなファイルを作る
ファイル名: a.txt
内容: Hello
copy con w:\a.txt
Hello
^z
●バッチファイル
MS-DOSコマンドを自動実行することができる。
拡張子は bat となる。
(例)ディレクトリex1を作るバッチファイル。
ファイルの内容 md ex1
ファイル名 make_ex1.bat
バッチファイルによるアプリケーションの実行方法はこちらを参照。
【練習問題】
(0)Wordを起動した時の日付と時刻を記録する(ログをとる)バッチファイルを作りなさい。
このバッチファイルのファイル名は word.bat、 ログファイルのファイル名は wordlog.txt とします。
(1)自分のネットワークドライブ(又はCドライブ)に次のディレクトリ構造を作り、ルートディレクトリにファイル a.txt を作りなさい。
カレントディレクトリはルートディレクトリとします。
a.txt の内容は「Test of the directory.」とします。
(2)a.txt をディレクトリ a に移動しなさい。
(3)a.txt のコピーを b.bak という名前で作りなさい。
(4)b.bak をディレクトリ b に移動しなさい。
(5)a.txt のコピーを c.bak という名前で作りなさい。
(6)c.bak をディレクトリ c1 に移動しなさい。
(7)a.txt をディレクトリ c2 に移動させなさい。
(8)ここまでに作ったディレクトリとファイルをそのままコピーするバッチファイルを作りなさい。
その時、作成するディレクトリ名はアルファベットを2つ重ねるようにしなさい(下図参照)。
ディレクトリ内のファイルもコピーすること。
→ | ||||
(9)これまでに作ったディレクトリとファイルを全て消去しなさい。
(10) (1)〜(7)を自動で行うバッチファイルを作りなさい。
(11) (10)の実行内容を全て削除するバッチファイルを作りなさい。