VisualBasic(以下VBと呼ぶ)は本来,Windowsプログラムを開発するために作られたBASIC言語処理系であるが,ちょっとした工夫でWindowsを意識することなく,従来型の「手続き型プログラミング」を行うことができる.ここでは,VBを用いて,従来のプログラミング導入教育を行う方法について解説する.さらに,プログラムの導入教育で必要となるBASICコマンドの利用方法についても示しておいた.このとき,N88Basicを意識してコマンドの選定をS行い,授業時に手軽に使えるハンドブック的な使い方を想定してある.なお,本稿執筆の際に用いたVBはVisualBasic6.0である.
1.まずはコードウインドウを開こう(プログラムはここに書く)
万一,コードウインドウが表示されないとき.
2.これだけは最低必要(これで
print 文が使える)!!
3.プログラムを実行するには
4.プログラムを保存しよう
5.保存したプログラムを呼び出すには
ハンドブック
●Print
●Input
文の代わりとしての InputBox
●If 〜 Then
〜 Else 〜 End If
●For 〜
Next
●While 〜
Wend
●Do
〜 While Loop (先判定)
●Do
〜 Loop Until (後判定)
●Pset
●Line
・直線
・四角形
・塗りつぶしの四角形
●Circle
・円
・楕円
・円弧
●配列
●グラフィック座標系について
●出力ウインドウのサイズを決める
●実行結果をプリンタへ出力する
●色の指定方法(グラフィック描画時)
・QBColor関数で指定する(16色のみ)
・RGB関数で指定する(16,777,215色)