「機能性食品開発セミナー・交流会」を開催します(1月24日)

 長崎独自の新たな食品開発につなげることを目的として、県内の農林水産物を用いた新たな加工技術の開発、素材の機能性解明に向けた公設試験研究機関と大学の取り組みなどをご紹介いたします。
 みなさまのご参加をお待ちしております。


日 時 平成25年1月24日(木)15:00~18:00(受付 14:30~)
場 所 長崎県立大学 シーボルト校中央棟1階M103教室
参 加 費 無 料
事前申込 要(申込締め切り1月21日(月)17:00)
申込方法 下記のいずれかでお申し込みください。
1.電 話 095-813-5500(シーボルト校総務企画課取次ぎ)
2.FAX 095-813-5220
試食交流会へのご参加は食品に関わる研究者、企業、生産者、自治体の方に限らせていただきます。
内 容
あいさつ(15:00~15:05)
1. 講演(15:05~15:45)
「特定保健用食品 黒烏龍茶の開発経緯」
   サントリーウエルネス株式会社 健康科学研究所 課長 中村 淳一 氏
2. 公設試および大学の機能性食品開発に向けた事例紹介(15:45~17:25)
「食塩や糖類の濃度を自由に調整出来るねり製品の開発」
長崎県総合水産試験場水産加工開発指導センター加工科 専門研究員 桑原 浩一 氏
長崎県立大学看護栄養学部栄養健康学科 助教 田丸 靜香
「赤肉ばれいしょ(ドラゴンレッド)の加工品開発」
長崎県農林技術開発センター食品加工研究室 室長 西 幸子氏
「LC/MS/MSを活用した機能性食品の開発」
長崎県立大学看護栄養学部栄養健康学科 教授 田中 一成
「長崎県産物由来の植物性乳酸菌を活用した機能性を有する食品開発」
長崎県工業技術センター応用技術部食品・環境科 科長 河村 俊哉 氏
長崎大学産学官連携戦略本部 教授・長崎県立大学看護栄養学部 客員教授 永田 保夫 氏
「ツバキの機能性成分とツバキによる地域活性化の取り組み」
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 教授 田中 隆 氏
長崎県農林技術開発センター森林研究部門 部門長 久林 高市 氏
3. 長崎県産農林水産物を用いた製品作りの取り組み(17:25~17:40)
大豆(パン、うどん、おから)、ドラゴンレッド、ねり製品他
長崎大学産学官連携戦略本部 教授・長崎県立大学看護栄養学部 客員教授 永田 保夫 氏
4. 試作品試食および意見交換(17:40~18:00)

長崎“新生”産学官金連携コンソーシアム(NRC)とは

 長崎県、長崎大学、長崎総合科学大学、長崎県立大学および佐世保工業高等専門学校、商工関係4団体、金融機関2社が連携し、総合力を発揮して科学技術駆動型のイノベーション(新たな価値)を創出していくことを目的に設立されました。ナガサキ・イノベーション創出拠点はコンソーシアムの一部として、長崎県の産業の発展のために取り組んでいます。

ナガサキ・イノベーション創出拠点(地域産学官共同研究拠点整備事業)とは

 独立行政法人科学技術振興機構(JST)の科学技術による地域活性化を図ることを目的とした「地域産学官共同研究拠点整備事業」に平成21年12月に長崎県内の産学官が共同で提案した「ナガサキ・イノベーション創出拠点」整備構想が採択されました。本学は、長崎大学とともに当該拠点を担っています。