公開講座(11/16)を開催しました
本学では、地域における学習の機会を提供し、生涯教育に貢献するため、公開講座を実施しています。今回の講座は、本学国際情報学部和田 一哉講師による「発展途上国における人々の生活の質」と題した講演を行いました。
和田 一哉 講師 | 会場の様子 |
講演は、先生が研究対象とするインドなどの地域の現状を、乳幼児死亡率や衛生状態、教育水準や男女格差などの観点から、数値データや写真等豊富な資料を用いて進められました。
先生は、「所得向上とそれによる改善を重視しすぎるあまり、生活の質の向上という目標が失われることがある。また、途上国の問題は様々な要因が複雑に関連しており、一側面からのアプローチのみでは不十分であり、開発経済学では多面的な取り組みが不可欠である。」と、途上国問題を考える上での意義について説明されました。
報道などでも目にする機会の多い分野だけに、講演後の質疑応答も活発に交わされていました。
今年度も魅力あふれる講座をご用意して、皆様のご来場をお待ちしております。講座の詳細はこちらでご確認ください。