佐世保市受託研究・連携事業成果報告会を開催しました

 平成25年9月25日(水)、本学と佐世保市との包括連携協定に基づく受託研究・連携事業の成果報告会を開催しました。
 佐世保市と本学は平成22年4月に包括連携協定を締結しており、本学地域政策学科石川 雄一教授が受託研究で取り組んでいる「将来都市構造実現化方策研究」の成果に関して、平成25年8月の佐世保市での報告会に続き、今回は大学内での報告会が行われました。
 

 まず、石川研究室ゼミ生から、「鉄道駅・主要バス停周辺の人口変化について:長崎と佐世保の比較研究」と題し、佐世保市と長崎市の公共交通指向政策について、その比較結果が報告されました。

石川研究室ゼミ生結果報告の画像
 

 

 次に、石川教授から、「平成の大合併に伴う周辺合併地域の人口・雇用の変化」のテーマで、佐世保市域と隣接地域の合併と人口動向や雇用の状況等について、調査結果が報告されました。

石川教授の画像
 

 

 最後に、石川先生と共同で研究に携わる経済学科綱 辰幸教授から、「市町村合併の財政的効果について-定員管理とその影響を中心として-」と題して、合併市町村に対して実施した職員数や人件費等に関するアンケート調査の結果が報告されました。

綱教授の画像 
 

 参加者は学生や先生方の研究成果の報告に、熱心に聞き入っていました。また、報告の後には感想や質問なども積極的に交わされていました。佐世保市の担当者からは、「今回の研究成果は、旧市街地の更新や郊外部地域の利便性の向上などに向けた都市政策において活用していきたい」との感想が聞かれました。
 同事業は現在も取り組みが続いており、また調査に参加する学生の意欲も高いことから、さらなる成果も期待されます。

佐世保市受託研究・連携事業成果報告会の様子
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