「しまの健康実習」学内報告会を開催しました!

 平成26年6月26日(木)本学大講義室において、看護学科4年の学生が「しまの健康実習※」学内報告会を開催しました。

【写真】会場 【写真】総合司会
会場 総合司会

 学科長の挨拶のあと、実習で取り組んだテーマに基づく発表を行いました。実習テーマは多岐にわたり、「U悠自適にIランドライフ~五島市A地区におけるUIターン者の暮らしと健康~」「余間で暮らす高齢者のQOL」「しまに住む漁師の健康管理の現状と課題~特定健診の受診行動に焦点をあてて~」「地域の力で子育てしよう~新上五島町における虐待防止のための関連職種の連携~」など、どのテーマも実習させていただいたしまの特性をふまえた興味深い報告でした。学生達は、担当教員や同じグループの仲間で、発表内容を十分検討し、一生懸命作成したパワーポイントの資料を活用し、丁寧な説明を心がけていました。

【写真】学生の発表の様子 1 【写真】学生の発表の様子 2
     
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学生の発表の様子
     

 発表後には、報告会に参加した教員や学生から様々な視点からの質問が寄せられ、発表者が丁寧に回答をしていました。

     

 最後に、現地の実習においてご指導いただいた県や市町の保健師さんや事前学習で講演をしていただいた大学の先生方等より、「短期間でよく発表内容をまとめていた。」、「今後の業務を行う上でのヒントをいただいた。」、「若い人がしまに来てくれると、しまが活性化する。」、「笑顔を大事にして、地域の人から気軽に声をかけてもらえる看護師になって欲しい」、「今回のすばらしい経験を、今後に活かしてほしい」等の心のこもった、温かいご助言をいただきました。
 今後も、看護学科では、「しまの健康実習」等を含め、長崎県らしさを活かした教育を実施し、生命の尊厳と人権の尊重を基本とし、生活する人々の健康問題の解決と生活の質の向上に向けて保健・医療・福祉を統合した看護ができる看護職、国際的視野をもち、専門職として看護の発展に自律的・創造的に貢献できる看護職の育成を目指します。

※「しまの健康実習」
 島嶼部の多い長崎県の特性を活かし、本学看護学科の4年間の学習の総括として、グループで実習計画を立て、現地指導者、関係機関、住民、担当教員の指導・助言、協力を得ながら、島嶼部において宿泊実習を展開する授業。開学時より開講。
 学生は、事前学習や現地での人々との交流を通じて、「しま」の歴史・自然環境・社会環境等が住む人々の考え方や行動に及ぼす影響を認識し、「生活する人」の健康問題を総合的に捉えて、対象者の生活の質の向上を図る看護のあり方を考察します。

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