第36回長崎県中国語コンクールで本学学生2名が最優秀賞を受賞しました
第36回長崎県中国語コンクールが平成28年2月13日に長崎市で開催され、上級の部で国際交流学科3年山城 悠河(ゆうが)さん、初級の部で地域政策学科2年山野 湧水(ゆうみ)さんが、それぞれ最優秀賞を受賞しました。
コンクールは、17歳から66歳までの25名が参加。課題文の朗読やスピーチ、中国語での質疑応答等を通して、発音や表現力を競い合いました。
山城さん、山野さんそれぞれに、コンクールまでの練習方法や、当日の様子、受賞後の感想などを伺いました。
●上級の部 最優秀賞 山城 悠河さん
「とても驚きましたが、少しずつ優勝の実感が湧いてきました。講義やアルバイトなどで、練習時間は多くとれませんでしたが、短時間でも毎日繰り返し暗記と音読を練習しました。
ご指導頂いた周 国強先生からは常に、自信を持ってスピーチするようアドバイスを頂いていたので、そのつもりで本番に臨みました。
発表順が一番目だったので、印象を強く残せるよう演台の前に出て、マイクを持って、他の出場者とは異なるスタイルで発表しました。ミスもありましたが、その後の質疑応答でしっかり受け答えが出来て良かったです。
周先生をはじめ、多くの人に支えられての受賞なので、皆さんに本当に感謝しています。
今後は、五月に北九州市で開催される大規模な中国語スピーチ大会に出場する予定です。
優勝すれば中国で開催される世界大会に出場できるので、優勝できるよう頑張ります。」
山城さんの発表の様子
表彰式の様子
●初級の部 最優秀賞 山野 湧水さん
「私はコンクールまで、ご指導頂いた高 芳先生の研究室で、毎日発音の矯正等を行いました。スピーチにおいては、伝えること・相手を感動させることが重要なことだと学びました。
当日は発表順が最後だったため、他の方の発表を聞く中とても緊張しましたが、今までの自分を信じ、表情豊かに、日中友好への祈りを届けるつもりで発表できました。この結果は、高先生を始め、友人、留学生、応援してくれた方々のおかげで得られたものです。本当に感謝しています。
今後は、どんな道に進んでも、アジアとのつながりは欠かせません。今年は中国語に加え、韓国語も学ぶ予定です。また、次年度は上級の部にも挑戦したいと考えています。」
山野さんの発表の様子
受賞後の記念撮影
さらにお二人に、今後コンクールへ参加する方へ参考になればという事でポイントを伺いました。
「やはりコンクール自体を楽しむことが重要だと思います。そして気持ちを込めて発表することが出来れば大丈夫です。常に聞く側の気持ちを考えながら練習することも大切だと思います。(山城さん)」
「想いを伝える、という姿勢を持てば、自ずと練習への取り組みや心持ちは変わってきます。出場を決意した時の思いを大切に頑張りましょう!(山野さん)」
お二人の今後のご活躍を、大いに期待しています。