県内の高校生が本学で英語の講義を受講しました
長崎県教育庁高校教育課では、県内の高校生に対して「話すこと」「聞くこと」を中心とした英語運用能力の向上を目指して「英語コミュニケーションスキルアップ事業」(高大連携事業)を行っています。この事業では、長崎県内の高校生が夏休み期間中の10日間を利用し、佐世保市で英語漬けのトレーニングに励んでいます。
その取り組みの一環として、50名の高校生が本学で、大学レベルの講義を受講しました。本学での講義は、地域政策学科の山崎祐一教授とニコラス・ケイン特任講師が担当し、一切の日本語を使用せず全て英語で行われました。
自己紹介を行う山崎先生(左)とケイン先生(右) | グレートブリテンについての説明の様子 |
佐世保市は米海軍基地などもあり、アメリカと深い関係にあります。また、アメリカの文化が地域に浸透し、アメリカ英語は身近なものになっています。そこで今回は、同じ英語圏のイギリスをテーマに取り上げ、パワーポイントではグレートブリテンについての解説などが行われました。
その後、イギリス リバプール出身のケイン講師とアメリカ在住経験が長い山崎教授が、イギリス英語とアメリカ英語を比較しながら講義を進め、同じ英語でも、語彙や綴り、発音などに違いがあることを例をあげながら紹介しました。その内容をもとに高校生たちは積極的に英語コミュニケーションに取り組んでいました。
代表して発表する参加者 | 講義の様子 |
講義の最後には、ケイン講師のギターに合わせて、リバプール出身のビートルズの曲「All My Loving」を合唱しました。初めは、緊張した様子の参加者も、次第に手拍子を交えながら大きな声で楽しそうに歌っていました。
講義を通して、参加した高校生たちは英語コミュニケーションにとても意識が高く、積極的に発表を行う姿が多く目に付きました。今後は、今回の講義をステップとして、英語コミュニケーションについてのスキルが向上することを期待しています。
合唱する山崎先生(左)とケイン先生(右) | 手拍子をしながら合唱する様子 |