県内の高校生が本学で英語の講義を受講しました

 長崎県教育庁高校教育課では、県内の高校生に対して「話すこと」「聞くこと」を中心とした英語運用能力の向上を目指して「英語コミュニケーションスキルアップ事業」(高大連携事業)を行っています。この事業では、長崎県内の高校生が夏休み期間中の14日間を利用し、佐世保市で英語漬けのトレーニングに励んでいます。
 その取り組みの一環として、50名の高校生が本学で、大学レベルの講義を受講しました。本学での講義は、地域政策学科の山崎祐一教授とニコラス・ケイン特任講師が担当し、一切の日本語を使用せず全て英語で行われました。

授業の様子 授業の様子
 

 講義では、アメリカと同じ英語圏のイギリスをテーマに取り上げ、パワーポイントではグレートブリテンについての解説などが行われました。
 その後、イギリス リバプール出身のケイン講師とアメリカ在住経験が長い山崎教授が、イギリス英語とアメリカ英語を比較しながら講義を進め、同じ英語でも、語彙や綴り、発音などに違いがあることを例にあげながら紹介しました。

講義の様子 合唱するケイン先生(左)と山崎先生(右)
 

 講義の最後には、ケイン講師のギターに合わせて、リバプール出身のビートルズの曲「All My Loving」を合唱しました。初めは、緊張した様子の参加者も、次第に手拍子を交えながら大きな声で楽しそうに歌っていました。
 講義を通して、参加した高校生たちは積極的にコミュニケーションをとっており、今後は、今回の講義をステップとして、世界へはばたくグローバルな人材へ成長することを期待しています。

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