全国公立大学初!人間文化研究機構と「クロスアポイントメント制度に関する協定」を締結しました
平成29年1月19日(木)、本学佐世保校において大学共同利用機関法人人間文化研究機構と長崎県公立大学法人による「クロスアポイントメント制度に関する協定」締結式を行いました。この協定は、本学の教育研究等のさらなる向上を図ることが目的です。また、本協定の締結は全国の公立大学として初となります。平成29年4月からは、協定に基づき人間文化研究機構所属の研究者が組織の枠を越え、本学にも所属し教育研究活動を行います。
稲永理事長(左)と立本機構長(右)
記念撮影
締結式では、人間文化研究機構の立本成文機構長と長崎県公立大学法人の稲永忍理事長が協定書に調印を行いました。その後の挨拶で立本機構長は、「今回の協定で、優れた研究人材を大学と本機構との間で活用できるようになる。構築されるネットワークが基盤となり、共同利用や共同研究に発展していくなど、連携が更に強化されていくことを願っている」と今後の発展への期待を述べられました。
また、稲永理事長は「長崎に居ながら、優れた研究者の先進的な講義を受けられることになり、学生にとって有意義なものになると確信している。今回の協定をきっかけに、人間文化研究機構との人材交流や共同研究を一層発展していきたい」と世界レベルの講義が受講できる喜びと、今後の抱負を述べました。
調印の様子
セミナーの様子
その後、協定締結を記念して行われたセミナーには一般県民や教職員など約80名が参加。人間文化研究機構への理解を深めたほか、長崎シュガーロードについての講演に熱心に耳を傾けました。
※クロスアポイントメントとは・・・大学法人、研究開発法人、民間企業等が機関間で協定書等を締結することにより、職員がそれぞれの機関で「常勤職員」としての身分を有し、それぞれの機関の責任の下、必要な従事比率(エフォート)で業務を行うもの。