平成29年度海外ビジネス研修報告会を開催しました(長崎市開催)

 本学経営学部及び経済学部では、今年度も海外ビジネス研修において16名の学生が海外の企業等で研修を行いました。
 JETROとの共催により、今回初めて長崎市内で報告会を開催し、企業及び関係機関から約30名の方々にご出席いただきました。
 本報告会の開催は、本学が実施した海外ビジネス研修の活動内容について、企業及び関係各機関に広く周知することで研修先の拡大をはかるとともに、学生達の今後の就職に繋げること、今後の海外ビジネス研修のあり方について意見交換を行うことを目的としています。

 報告会の冒頭では、JETRO長崎貿易情報センター 小谷所長より、「長崎県立大学との連携により、グローバル人材の育成に注力したい。大学、各企業との活発な意見交換の場となってほしい」といったご挨拶がありました。
 また、本学経営学部国際経営学科長の岩重教授から、本学科の教育方針、海外ビジネス研修概要の紹介を行い、「報告会で、長崎市内の企業の皆様に本研修の取組を知っていただき、将来的には就職に繋げていきたい。本研修で、学生達がどのようなことを学び、どのような成果を得たのか報告を行い、社会に還元したい」との話がありました。

JETRO小谷所長挨拶

国際経営学科長 研修概要紹介

 報告会では、シンガポール、ベトナム・ハノイ・ダナン(APEC)、タイ、で研修を行った学生の代表者が報告を行いました。
 学生達は、各研修先において、経済情勢の学習、企業訪問同行、調査研究、ワークショップなど様々なことを経験することができましたが、課題として「専門知識不足」や「情報収集能力やコミュニケーション力の未熟さ」などを痛感したようです。
 今後は、「自主性・積極性を持って行動する」、「世界の動向や現状を把握する」、「専門的分野の知識や教養を身に付ける」といった明確な目標を掲げています。

 海外ビジネス研修報告のほか、国際交流基金 日中交流センターの大学生交流事業において、国際経営学科6名(1チーム)が「心連心 Heart to Heart」中国ふれあいの場事業に採択されたことの報告を行いました。

学生代表挨拶

ベトナム・ハノイチーム

シンガポールチーム

タイ・バンコクチーム

国際交流基金大学生交流事業

ベトナム・ダナンAPECチーム

 最後に、本田商會株式会社代表取締役会長 本田様より閉会のご挨拶をしていただき、「積極的に行動し、もっと外の世界を見よう」「相互理解をしようとする気持ちが大事である。色々な人々との出会いが後々の財産となる」「受け身ではなく、自分の意志で動くことが重要」といったお話をいただき、学生達は今後の大学生活を充実したものにしようと、決意を新たにした様子でした。
 報告会終了後、企業等の皆様と学生達は意見交換を行い、様々なアドバイスをいただきました。

本田商會株式会社代表取締役会長 本田様

集合写真

 平成30年度からは経営学部国際経営学科において、海外ビジネス研修は正規授業科目の一環として本格実施となります。今後も実りある研修となるよう学生及び教職員一丸となって取り組んでいきます。

~ 関係者の皆様へ ~
 本学学生及び教職員一同、深く感謝申し上げるとともに、今後ともご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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