稲永理事長がベトナムダナン共産党本部を訪問しました
長崎県公立大学法人稲永理事長がベトナムダナンにある共産党本部を訪れ、Vo Cong Tri副書記長と面談をしました。
ダナン市では、平成26年度より本学学生のインターンシップを受け入れていただいており、面談では、稲永理事長より共産党本部Vo Cong Tri副書記長へ感謝を述べました。
面談の様子は、現地のダナン新聞に掲載されました。
新聞記事(右上の記事) 情報元:ダナン新聞
(翻訳)
ダナン市と長崎県立大学との教育協力強化
9月13日、長崎県公立大学法人の稲永忍理事長が率いる長崎県立大学代表団を迎え、ベトナムダナンの共産党本部のVo Cong Tri副書記長が面談を行いました。
(左)長崎県公立大学法人の稲永忍理事長、(右) 共産党本部のVo Cong Tri副書記長
面談ではダナン市と日本は、教育の分野で多くの協力的交流が行われてきたことや現在、ダナン大学は日本の多くの有名大学と協力し、また、日本語学科に重点的に投資しているため、若者に注目されていることなどが話題となりました。
Vo Cong Tri副書記長は、多くの長崎県立大学生がダナン市の外務局等におけるインターンシップに参加するなど、ダナン市と長崎県立大学との協力を高く評価している。今後、ダナン市と長崎県公立大学法人との間で、職員交換プログラムや交流会などを効果的に継続して行い、大学や自治体での就業を経験することを期待していると述べられました。
稲永忍理事長は、ダナン市の各機関や外務局におけるインターンシップの機会が提供されていることに謝意を表されました。2017年のAPECサミットに3名、2018年にダナン市外務局で7名の学生がインターンシップに参加していることや2014年以降、長崎県立大学はダナン大学、ダナン市外務局と協力して、ダナン市の高校生と日本人学生との交流の場を設けていることなどを述べられました。
また、現在、長崎県公立大学法人は、長崎県五島市のベトナム人を対象とした日本語学校設立を支援していること、新たに長崎県立大学のベトナム人留学生向けの民間企業奨学金ができることや授業料減免により留学生を優遇していることなどを説明しました。
稲永忍理事長は今後、両国の学生の間に多くの交流プログラムを実施していくため、ダナン市からの協力を求められました。