留学生、日本人学生と地域との交流事業で雲仙市を訪問しました
平成30年12月9日(日)、佐世保校・シーボルト校合同の「留学生、日本人学生と地域との交流研修会」が行われ、シーボルト校から28名、佐世保校から10名の、計38名の留学生及び日本人学生が雲仙市を訪れました。
両校合流後、地元の方々の指導のもと、島原の郷土料理である「じゃがだご汁」作りを体験しました。調理の指導、補助をしてくださった地元のインストラクターの方々の説明を聞きながら、擦りおろしたじゃがいもと、沈殿したデンプンを混ぜて作る初めての団子作りに、学生達は熱心に取り組みました。
自分達で作った「じゃがだご汁」とサラダ、また地元の方々が用意して下さった炊き込みご飯を美味しくいただいた後は、イチョウの木で作る「マイ箸作り」に挑戦しました。森永材木店のご夫妻を始め、インストラクターの方々のご指導を受けながら、用意されたイチョウの木を箸の形になるまで頑張ってやすりで削り、材木店ご主人のOKが出た後、各々が考えたデザインを箸に刻印しました。その後、ご夫妻のご厚意で、出来あがったばかりの「マイ箸」で、出来立てのお豆腐をいただき、学生達は大変喜んでいました。
雲仙地獄では、ガイドさんの解説を聞きながら散策しました。初めて見る光景に学生は興味津々で、行く先々での解説を熱心に聞いていました。
その後は、三十路苑の広い庭園で、紅葉を背景にそれぞれ写真を撮りながら、楽しみました。
最後に訪れた小浜温泉足湯ほっとふっと105では、日本一長い足湯を体験しました。気温が低く、雲仙地獄で冷え切った体を足湯で温めながら、温泉で蒸したばかりのゆで卵を食べました。
学生達は沢山の体験を通し、長崎の地域独特の文化や伝統を学びながら、地元の方々と交流できる、とても貴重な時間を過ごしました。また、今回初めて会う学生同士も多かったのですが、すぐに打ち解けていたようです。
寒いながらも天候に恵まれた交流研修旅行は、多くの人達との出会いの場となり、学生達にとって思い出に残る一日になったと思います。
国際交流センターでは、来年も様々な交流イベントを開催しますので、多くの留学生、日本人学生達の積極的な参加を期待しています。