公開講座(情報システム学科)を開催しました
6月15日(土)、本学佐世保校・シーボルト校を遠隔講義システムで結び、公開講座を開催しました。この講座は、地域の皆さまに学習の機会を提供し、生涯教育の振興に貢献することを目的としています。
今回は、本学情報システム学部情報システム学科の日下部 茂教授が「ソフトウェアからセーフウェアへ(安全安心なICT技術の利活用に向けて)」と題して、平岡 透教授が「地理空間情報の技術動向と防災への応用」と題し講座を行いました。
日下部 茂教授
平岡 透教授
前半の日下部先生の講座では、パソコンなどのいわゆるコンピュータだけでなく、普段使いの機器やエンターテイメントから社会的な基盤まで様々なものでソフトウェアの役割が増していること。利用範囲や利用者も多様化しており、効率や利便性といった観点だけでなく、安全安心なシステムづくりの重要性が高まっていること。併せて、ICT技術の進展と新しい安全の考え方Safety-IIやSafety2.0などについて概説いただきました。
後半の平岡先生の講座では、地理空間情報について概説し、今後急速に変化する地理空間情報を取り巻く世界について最新技術に視点を置いて説明いただきました。また、地理空間情報に関する特許戦略についても説明されました。最後に、平岡先生がこれまでに行った地理空間情報を用いた防災に関する研究を紹介されました。
主会場(シーボルト校)の様子
遠隔会場(佐世保校)の様子
次回の講座は、6月29日(土)13時30分からシーボルト校を主会場、佐世保校を遠隔会場として開催いたします。皆さまのご来場をお待ちしています。
<次回講座>
6月29日(土)13:30~14:30/14:40~15:40
「ハッピーエンディング 〜人生の終末期を考える〜」
立石 憲彦(看護栄養学部看護学科 教授)
「見逃さないで!脳卒中のそのサイン~高齢者リハビリテーション看護の立場から~」
山口 多恵(看護栄養学部看護学科 准教授)