佐世保校 学生自治会長へ取材を行いました

 みなさん、こんにちは。先月掲載されたシーボルト校の学生自治会の取材記事は御覧いただけたでしょうか?私たち学生広報スタッフは、前回のシーボルト校に続き、佐世保校におけるクラブ・サークル活動を支える学生自治会への取材に行ってきました!インタビューに応じてくれたのは、学生自治会長の地域創造学部公共政策学科3年生の時吉彩人さんです。新しくサークルを作りたい学生やまだクラブ・サークルについてよく知らない1年生は必見です!

Q.学生自治会の主な活動は何ですか?

 サークル全体の運営を行う組織です。各サークルにおける交通費や大会参加費の支給手続きやサークルボックスの管理、体育館等の使用時間の調整や管理を行っています。

Q.学生自治会の組織体系はどうなっていますか?(サークルとは違うのですか?)

 体育会系サークルと文化会系サークルとは違い、独立した組織体系となっています。各サークルが集まって行う立食会(今年度はコロナウイルス感染防止のため開催なし)の開催やサークルのバックアップ、予算配分等を行います。ちなみにサークルではない組織としては、新聞会や鵬祭実行委員会があり、この2つの組織は文化会系組織で、他の文化会系サークルとは別の扱いとなります。

予算調整サークルボックス管理施設の使用時間の調整 学生自治会 体育会系サークル・文化会系サークル 文化会系組織:新聞会・鵬祭実行委員会
Q.新しいサークルを立ち上げたいという声があるのですが、その場合はどのような手続きをとったらいいでしょうか?またそういった声があることについてどのようにお考えですか?

 新しくサークルを作りたい方は、まず自治会へ連絡をください。新しくできた管理棟の1階にある学生支援課内のメールBOXに「新設サークル申請希望書入れ(自治会行き)」があります。そこに学籍番号、氏名、連絡先、立ち上げたいサークル等を記載し、投函ください。後日自治会から連絡をします。基本、新サークルについては認める方向ですよ。(すでに既存のサークルがあり、ほぼ活動内容が同じと考えられる場合は不可となることもあります)

【写真】学生支援課内メールボックス
新サークルを設立したい方は、学生支援課内のメールボックスへ記載し、投函

 また、自治会として新サークル(部)を立ち上げたいという声があるのはとてもいいことだと思いますよ!人が集まり、大学の公認サークルとなるとサークル費が支給できますし、より大きな活動ができるので、今迷っている方は是非一度、自治会に御相談ください。
 流れとしましては、申請があり、承認されるとまずは仮同好会となります。その後、地域の人との交流会など一定の活動をしているなど、一定の条件を満たした活動実績が1年以上ある仮同好会は同好会へ昇格する申請を行うことができます。同好会への昇格が承認され、3年以上の活動実績があれば、部へと昇格します。通常は新サークルを立ち上げて4~5年で部として成立しますよ。

Q.今年度はコロナ禍で状況が特殊ですが、昨年までと異なっていること、やりづらさなどを感じていることはありますか?

 イベントなどを実施できないことがやはり大変です。今年度は学園祭が中止(来年度への延期)になり、そのほか本来の活動がなかなかできないサークルも多いです。そのため、通年の予算配分を見直す必要が出てきました。どのサークルどう予算を配分し、使っていくかを現在は考えています。例年は7~8月ごろに決算の報告と周知、予算の配分が決まりますが、今年は例年よりコロナ禍によって、少し遅れています。今後の自治会の大きな課題として、このコロナ禍でのクラブ&サークルの予算をどのように行うかが挙げられ、大学のサークル運営の大きなカギとなるでしょう。

Q.自治会の存在を知らないという学生もいるのが現状です。在学生に向けて、自治会について伝えたいことはありますか?

 今年度はコロナ禍や学生自治会の人数が少ない状況もあり、思うような自治会としての広報活動ができていないことはとても悔しいですね。この取材を機に、少しでも自治会の存在を知ってもらえれば幸いです。

Q.自治会として活動する中で、よかったと感じることやりがい等はありますか?

 様々なサークルがあり、その中で多くの人と話す機会が得られたことです。自分自身、コミュニティや人脈が広まりました。学生でありながらも一足先に社会経験ができているような感じです。
 また、この自治会の活動はサークル活動へ大きな影響があります。表立っての活動ではないですが、サークル活動を頑張っている人を陰で支えるポジションにいることはやりがいを感じるところです。

Q.最後に1年生をはじめ、県大生にメッセージをお願いします。

 この取材をきっかけに少しでも自治会活動がわかってもらえたら、すごくうれしいです。また少しでも自治会活動に興味を持った方!ぜひ一緒に自治会として活動してください!活動支援や誰かを支えることをしたい人にオススメです。是非応募をお待ちしております。(応募はその旨を書いて、新サークルボックスへお願いします☆)

【写真】時吉自治会長と取材を行った学生広報スタッフメンバー
時吉自治会長と取材を行った学生広報スタッフメンバー

取材を終えて・・✍
 佐世保校の学生自治会の運営は、コロナ禍によるサークル活動の変化によって、今後ますます大変なことや工夫しなければならないことが多くなるなと感じました。ですが、自治会の存在は、大学のサークル活動を行っていく上で、とても必要不可欠であることを私たち学生広報スタッフも、取材を通して十分に理解することできました。現在、佐世保校の自治会は人数が少なく、メンバー募集中とのことです。ぜひこの記事を読んで、サークル活動を支えたい!たくさんの人と関わってみたい!など、学生自治会の活動に興味をもった学生は、是非とも学生自治会へ応募してみてください!
 最後となりますが、佐世保校学生自治会会長の地域創造学部公共政策学科3年生の時吉彩人さん、お忙しい中取材に応じてくださり、ありがとうございました!今後も学生広報スタッフをよろしくお願いします!

佐世保校学生広報スタッフ取材メンバー
インタビュアー: 松元広貴(地域創造学部公共政策学科2年)
畑中佑太(地域創造学部公共政策学科2年)
古賀香雪(地域創造学部公共政策学科1年)
記事作成: 井手敦子(地域創造学部公共政策学科2年)
写真撮影: 吉澤和佳奈(経営学部国際経営学科1年)
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