「しまなび」プログラム"令和2年度しまの報告会"を開催しました

 令和2年10月25日(日)、佐世保校、シーボルト校の両校を遠隔でむすび、「しまの報告会」を開催しました。
 今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインによる開催で、報告会の様子は、ライブ配信しました。
 報告会では、しまの課題や魅力について理解を深めた108グループの中から、学生間の投票により選ばれた下表にある10グループによる報告を行いました。このうち、プロセスが充実し、取り組みが高く評価された2つのグループ(◎印)には、「しまなび賞(学長賞)」が授与されました。また、4つのグループにも「しまなび奨励賞(学長奨励賞)」が授与されました。

【発表者一覧】※発表順に掲載
グループ等 発表テーマ しまなび賞
新上五島31 Maru Go! To! Shinkami! フェア!
大島23 的山大島の交通改善案
~サブスクリプションを用いたタクシー事業~
対馬27 聖地巡礼を用いた観光で新の層の観光客の獲得
小値賀2 『おぢブリ』の提案
~小値賀町で使えるアプリの開発~
壱岐3 お取り寄せビンゴ
新上五島1 有害鳥獣の獲得と活用
小値賀7 小値賀の落花生関連産業の体験を通じた島民との交流
宇久24 ploggingのプロになってみんね?
~島もきれいに、心もきれいに~
新上五島33 新上五島町の耕作放棄活用による経済活性化
五島29 五島で行われている既存の取り組みを進化させる

 報告会を視聴した方からは、以下の大変貴重なご意見やアドバイスをいただきました。

  • しまの実情をしっかりと把握し、そのことに対して建設的な改善点や、問題点までくわしく考えられていて大変参考になりました。どの班の発表も独創的で面白い報告会でした。
  • しまの活性化のためにご尽力いただきありがとうございます。
  • コロナ禍という状況の中でどのようなことをしたら島の活性化に繋がるのかを考えた発表内容などもあってとても興味を持ちました。
  • 在学生の方々の広い視点に驚くと共に、私が知らなかった島の魅力やそれを広めたいと考える在学生や島の方々を拝見することができ、楽しかったです。島からの方々が各班のプロジェクトに対し良かった点やアドバイスを伝えることで、協同してより良いプロジェクトを作りあげていく過程が素晴らしいなと感じました。
【各会場の様子】

(佐世保校会場)

(シーボルト校会場)

(しまなび賞表彰式の様子)

(司会進行の中島洋特任教授)

  • 「しまなび」プログラム…「しま」を本学の第3のキャンパスと位置づけ、学生が事前学習を行ったうえで、フィールドワークとして「しま」を訪問し、現地での生活や人々との交流の中で実践的な学習を積み重ね、学生が課題を発見し解決する能力、主体的に行動する能力、チームで協議し発信する能力を身につける社会人基礎力を涵養するプログラム。
     今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、しまでのフィールドワークを行うことはできませんでしたが、Web等を活用しながらしまの課題や魅力について理解を深め、しまへの提案内容をまとめました。
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