『ナガサキ・ユース代表団 第9期生』に、本学学生が選ばれました
ナガサキ・ユース代表団(Nagasaki Youth Delegation)第9期生に、本学経営学部 国際経営学科3年の鈴木直緒さん、地域創造学部 実践経済学科1年大園穂乃佳さんの2名が選ばれました。
- 「ナガサキ・ユース代表団」とは、2013年から始まった「核兵器廃絶長崎連絡協議会」(PCU-NC)が主催する人材育成プロジェクトです。
お二人に、今回のメンバー加入に際して意気込み等を聞かせていただきました。
この度ナガサキ・ユース代表団第9期生に任命されました、国際経営学科3年の鈴木直緒と申します。
活動の動機は、私のバックグラウンドにあります。私は福島県郡山市出身で、大学に進学してから長崎県佐世保市に住んでいます。地元福島県は3.11の原発事故が起こった地域であるため、原子力の利用や核問題を身近に感じながら成長して来ました。核兵器の問題についても常に「自分ごと」として捉えております。1年生の時に本学の選択必修科目である「長崎と平和」を履修したことをきっかけに、さらに核問題について知りたいと考えました。このような中でナガサキ・ユース代表団の存在を知り核問題について理解を深めました。例えば、ナガサキ・ユース代表団は、これまでNPT核不拡散会議への出席や、活動の発信を主にFacebook上で行ってきました。そして、その取り組みに対して非常に興味を持ち、自分もメンバーとなることで長崎と福島に貢献したいと強く考えたため、志望しました。私がこの活動を通して達成したいことは、ひとつです。それは、これからの核との向き合い方を学生の視点から発信する様な存在になることです。その為に、メンバーの皆さんと共に絶えず学び続けて行きたいと考えております。
最後に、学科長の岩重先生をはじめとする多くの方々の御指導・御協力をいただいて、この様な機会をいただいております。その感謝を常に忘れずに活動させていただきますので、宜しくお願い致します。ここまで読んでいただいた貴方に是非、ユースのFacebook、Instagram、YouTube、Twitterをフォローして見守っていただけると幸いです。
皆さん初めまして。この度ナガサキ・ユース代表団9期生を務めさせていただくことになりました地域創造学部 実践経済学科1年の大園穂乃佳です。私はナガサキ・ユース代表団の活動を通して、県外の人々に広島と長崎に投下された原子爆弾のこと、核兵器の恐ろしさ、そして平和の大切さについて発信していきたいと考えています。
私は実際に県外の学生と平和をテーマに意見交換をしたことがあります。長崎で生まれ育ち、小さい頃から平和教育を受けてきていたので、原爆や核兵器のことについて知識があって当たり前だと感じていました。しかし、県外の学生は自分が思っていたよりもそのことについての知識がなく、そのような人たちにも75年前に起こった出来事、核兵器の恐ろしさ、平和の大切さについて伝えたいと思うようになりました。原爆が投下されてから75年が経ち、被爆された方々から直接お話を聞くことが難しくなってきています。そんな中、次は私たちが後世に75年前の出来事を伝えていく番です。
私自身まだまだ未熟者ですが、これからさらに知識を身につけ、核兵器のない世界を実現するために少しでも貢献できる活動をしていきたいと考えています。よろしくお願いします。