「地(知)の拠点整備事業」キックオフシンポジウムを開催しました
平成25年12月22日(日)、新上五島町鯨賓館ホールにおいて、「地(知)の拠点整備事業※1」キックオフシンポジウムを開催しました。シンポジウムには、島内外から約170名が参加し、学生の事例発表、パネルディスカッションなどが行われました。
挨拶をする太田学長
挨拶をする江上新上五島町長
学生発表では、経済学部・国際情報学部・看護栄養学部それぞれ学部別の視点から発表を行いました。経済学部は「新上五島町における幸福度調査」の結果を報告。11月に新上五島町の町民を対象とした幸福度調査から、町民の幸福度は5段階の「4」という評価を行いました。
発表する学生(経済学部)
撮影旅行の様子(国際情報学部)
国際情報学部では、「若者から見たカミゴトー」と題した動画で、新上五島町の美しい自然と運転しやすさをPRしました。看護栄養学部は、「郷土料理の伝承」について新上五島町内5地区に残る郷土料理を町民の方々と一緒に作りました。また、シンポジウムの休憩時間には新魚目地区の郷土料理である、仲知まんじゅうを参加者にふるまいました。
まんじゅうを配布する学生(看護栄養学部)
発表をきく町民の方々
本学は、実践的な学習を体験させる「しま」体験教育プログラム※2の中で、地域の課題にグローバルな視点から向き合う”グローカル”な人材を育成するとともに、COC事業を通して研究成果を地元に還元して「しま」を再生・創造していきます。
パネルディスカッションの様子
学生によるポスターの説明
※1「地(知)の拠点整備事業」とは
「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」とは、center of communityの略。大学が自治体と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を進めることを支援する国の事業です。
※2「しま」体験教育プログラムとは
島しょ県である本学の特性を活かし、「しま」を第3のキャンパスとして位置付け、学生を在学期間中に一定期間「しま」を訪問させ、現地の生活や人との交わりの中で、実践的な学習を体験させる本学独自のプログラムです。