「しま体験教育プログラム(試行)」(事前学習3回目)を行いました!

 7月4日(金)に事前学習の3回目の授業を開催し、国際情報学部の学生47名が参加しました。

 今回は、しまの現実を知りつつ、フィールドワークの内容を固めていくことをテーマに進めていきます。前回は「やりたいこと」をフィールドワークのテーマとその達成方法、「しまにとっての意味」をフィールドワークの目標、と置き換えて考えましたが、達成方法のところをより具体的に、手段(調査方法)、対象(人・団体・物・文化など)、場所(しまの中の地域・施設など)、内容(調査で問うことや予想など)の4つにブレイクダウン(細分化して)して考えます。先週までの提出したポートフォリオを確認したり、しまをより詳しく知るためのツールとして、本学COC事業で購入したタブレットを10グループに貸与しました。

     

 タブレットを初めて利用するため、はじめに少しだけタブレットの使い方の説明を行い、タブレットの画像をモニターに映し出し、グループで利用する環境に慣れてもらいました。

     

 その後は、これまでの2回の事前学習の結果を元に「フィールドワーク企画書」を作成します。企画書には、これまで検討してきたテーマ(目標)を決定し、目標の達成に向けて調査の手段、対象、内容、場所、時間をおおまかに決めていくということが書いてあります。

 タブレットで調べた地図や史跡の情報等をモニターに映し出し、知りたい情報の蓄積やしまに関する情報の共有を深めていきました。

     
     

 あるグループでは、しまへの移動手段である船の時間、島内の移動手段であるバスの時間を調べ、目的地までの移動手段や移動にかかる時間を調べて、フィールドワークに与えられた時間の中でどんなことができそうかを想像しながら、どういった内容のフィールドワークにするかを検討し、ワークシートに書き込んでいました。

     
     

 各グループ、90分間では時間が不足しているようでしたが、仲間や先生との議論を踏まえ、大まかにフィールドワークの概要を固めることができました。

 次回が、事前学習の4回目で、フィールドワーク実施前の最後の学習となります。
 実際のしまへの移動手段、しまの中の移動手段、訪問場所などを調べて実際に実施できる計画に仕上げていく作業を行い、フィールドワーク計画書を提出します。

 なお、次回は7月8日(火)に開催予定です。

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