vol.45 2020年1月
経営学科2年 三好 真由
私たちは3週間の中国留学をしました。クラス分けテストを行い、それぞれの教室で授業を受けました。初めは、授業についていくに必死でクラスメイトに声をかける余裕はありませんでした。いつも県立大の人といたので、1人になることはありませんでした。そのため、日本人の友達しかいませんでした。1週間経ったある日、私の隣にとても綺麗な女の子が座りました。これは仲良くなるチャンスだと思い、私と、同じクラスの県大生2人で思い切って話しかけました。その女の子はフランス出身で、韓国のアイドルが好きで、私と意気投合してすぐに仲良くなりました。フランス人の女の子の友達の3人のフランス人とも仲良くなりました。次の日にはお昼ご飯に誘ってくれ、一緒に寿司を食べに行きました。私達が3週間しかいないと知って、彼らは私達を誘って猫カフェに連れて行ってくれたり、タピオカをごちそうしてくれました。
フランス人4人組と仲良くなり、その後は自分から声をかけて友達の輪を広げていきました。インド、イタリア、韓国、ヨルダン、ドイツなど、多くの国の友達ができました。留学から帰ってきて一ヶ月程経ちますが、未だにチャットでメッセージを送り合っています。日本に台風がきていることを聞いたインドの友達は心配してくれ、「大丈夫ですか」とメッセージをくれました。みんなとても優しく、友達思いな人ばかりです。
クラスメイトとの会話は中国語と英語なのですが、言いたいことがうまく伝わらないもどかしさがありました。留学期間中は、もっと中国語を勉強して話せるようになってから留学すればよかったと後悔するときがありました。しかし、お互い中国語を勉強中なので、ミスするのが当たり前、間違いは誰にでもある、というスタンスで会話をします。会話をしていくうちに、「こんな言い方もあるのか」、「このときはこう言えばいいのか」などの発見があり、座学よりも実践的に使える中国語が身につきます。
母国語が違う人に話しかけるのは勇気がいります。しかし、周りも自分と同じ状況なので笑顔で話しかければ自ずと相手も心を開いてくれます。友達になるのが早ければ早いほど留学生活は楽しくなると思うし、語学力アップにも繋がると思います。
私のように、留学生活残り1週間で友達を作りもっと早く仲良くなればよかったと後悔しないように、これから留学に行く皆さんは、早いうちに友達を作って楽しい留学生活を送ってください。