vol.4 2012年10月
経済学科3年 林友介
私にとって英語圏で生活するのは今回の語学研修が初めてであり、カナダで過ごした2週間はとても貴重なものとなりました。
バンクーバー・アイランド大学では、スピーキングやリスニングなどの実践的な授業のほか、ゲームをしながらの学習、料理を通じて英語を身につけるなど、楽しみながら英語を習得できる授業も多く準備されていました。また、インドア・ロック・クライミングやカヤック、ワイルドロープといった、課外アクティビティも充実していました。アクティビティごとにインストラクターがついていたので、英語の勉強をしながら、カナダの自然を体感することができました。バンクーバー・アイランド大学は様々な国から留学生を受け入れており、宮崎の大学から語学研修に参加している学生や、中国からの語学研修生とともに講義を受ける機会もあり、お互いに刺激を受けながら交流を深めることができたと感じています。
ホームステイ先では、とにかく英語を使ってみることを意識して過ごしました。文法的な誤りがあった時や、単語がわからない時には、ホストファミリーがすぐにアドバイスをしてくれたので、失敗を恐れるよりも、知っている単語や表現を使って話してみることがとても大事だと感じました。ホストファミリーと日本とカナダの違いなど話すこともあり、カナダの文化を教えてもらったり、日本の文化を伝えることもありました。カナダでの生活を支えてくれたホストファミリーには、感謝の気持ちでいっぱいです。
カナダでの2週間はあっという間に過ぎてしまい、最終日にはもっとカナダで生活したい、英語に触れていたいという気持ちになりました。今回の語学研修に参加して、自分自身の英語に対する関心が今まで以上に強くなったと感じています。自分の思いや考えをうまく伝えることができず、悔しい思いを何度も経験し、その度にこれからもっと英語を極めてやろうと感じました。残された学生生活では、語学学習に更なる力を注ぐとともに、カナダで学んだこと、感じたことを活かして充実した日々を送り、様々なことに挑戦していきたいと思っています。