vol.67 2018年9月
国際社会学科3年 荒木 小雪
皆さんこんにちは。タマサート大学に留学中の国際社会学科3年の荒木小雪です。
交換留学生としてタイでの生活を始めて約3週間になります。現地での生活についてお伝えしたいと思います。
①交通について
私達が通っているタマサート大学ランシットキャンパスは、バンコクより車で1時間半ほどかかる郊外に位置しています。この辺りは特に、日本と比べて徒歩で移動する人が少ないため歩道が存在しません。そのため、交通量が多い朝方や夕方は車道の横を歩く際、注意が必要です。大学周辺の車道付近は雨が降ると地盤が緩いせいか、靴が汚れてしまいます。そのため私達はタクシーやバイクタクシーを利用して出掛けます。
タクシーは日本と比べてとても安いので気軽に使えます。個人タクシーはメーターを使わない場合があると聞いたので避けるようにしていますが、この辺りではあまり見たことがありません。また、大学の友人は自分の車を持っている人も多いので、帰りは送ってくれたり、出かけるときに乗せてくれたりします。
②マンションについて
私は月々8500バーツ、日本円で約30,000円のマンションに一人で生活しています。日本に比べるとはるかに安い値段で借りることができます。このあたりには4500~6000バーツのアパートが多くあるので少し割高にはなります。そのためか、お金に余裕のある現地の学生やこちらで生活しているアメリカ人、ヨーロッパ諸国の人が多いです。私のマンションは24時間のセキュリティがあり、外部の人は立ち入れないようになっているので安心して生活できます。大体のマンションはベッド、テレビ、冷蔵庫がついています。私の部屋にはこれらに加えてソファや机が備え付けてあります。洗濯機はついていないので共有のランドリールームの洗濯機を一回30バーツで利用します。また、スイミングプールとフィットネスジムがあり、時間があるときに運動するようにしています。また、共用のコモンルームという学習や会議に使われる部屋があり、週末はその部屋を利用して大学の課題や復習、タイ語の勉強をしています。私の部屋にはキッチンシンクがありますが、タイでは外食の文化が根強いためコンロはついていません。多くのタイ人は屋台やレストランで食事をしますが、物価が安く負担にはなりません。
➂言語について
大学周りは、学生以外にはあまり英語が通じないため最低限のタイ語がわからないと生活が大変ですが優しい人が多いため、近くにいる英語がわかる人が助けてくれたり、ジェスチャーで教えてくれたりするので日本人だけでもそこまで困りません。それでもやはり、少しタイ語の知識があるほうが心に余裕ができます。
<自分の部屋>
<マンションのコモンルーム>