vol.78 2019年10月
国際社会学科3年 今村美紗樹
皆さんこんにちは!
私は今年9月から湖北大学に留学している、国際社会学科3年の今村美紗樹です。
ここでは、湖北大学や普段の生活等について書きたいと思います。
1.湖北大学について
まず、私が留学している湖北大学について簡単に紹介します。
湖北大学がある湖北省武漢市は、中国大陸の真ん中に位置しており、中国三大ボイラーと呼ばれる程、夏は暑い場所です。また6つの特大都市の1つであるにも関わらず、人々の生活はゆっくりと流れており、イメージとしては「静かな都会」の様な感じがします。
その様な場所にある湖北大学には、日本語専攻の学部があり、毎年長崎県立大学にも留学生が来ています。大部分の生徒は、大学内の寮で生活しているため、広い大学の敷地内には、スーパーや美容室、カフェ、銀行などがあり、まるで1つの街のようになっています。
2.普段の生活について
次に湖北大学での1日の流れについて紹介します。
平日は朝の8時から授業が始まり、総合/会話/リスニング/作文/読解の合計5つの分野を1日2科目ずつ勉強しています。また週3日は午後から太極拳に似た気功や茶文化、囲碁など中国の伝統的な文化を体験できる授業に参加しています。
授業終了後は、ブラジルやドイツからの留学生達とよく一緒に昼食を食べに行きます。湖北大学には食堂が4つと、後街と呼ばれている学生街、KFCや吉野家などの飲食店が沢山あるため、その日の気分で食事をする場所を決めます。昼食は一食あたり12元(180円)程で、毎回違う場所で様々な中国の料理を食べているので、食事に飽きる事は全くありません。昼食後は、皆で宿題や翌日の予習をし、その後はUNOをしたり地下鉄に乗って遊びに出掛けたりします。最近では、皆で船に乗って長江を渡り、綺麗な景色を楽しみました。夜は、夕食後、寮の前にあるベンチに皆集まり、様々な話で盛り上がります。そして、門限の22:30に各自の部屋へと戻り、明日の準備をして、私の1日は終わります。
休日は、仲の良い留学生や中国の友人達と武漢市の有名な場所を散策したり、バトミントン等で遊んだりして、楽しく有意義な時間を過ごしています。
また、現在、中国では電子決済が発達しており、食事や買い物をするときは勿論、シェア自転車や地下鉄に乗る際も電子決済で支払うことが多く、現金を持ち歩く事は少ないです。そのため、中国で生活する上で、携帯は何よりも大事な物であり、私も肌身離さず持ち歩いています。他にも普段生活をする上で、現地にいるからこそ日本とは異なる点を沢山発見することができ、毎日充実しています。
3.最後に
中国に来てからあっという間に1ヶ月が過ぎ、段々と中国での生活にも慣れてきました。長崎に居る頃は、中国語で会話する事に対して消極的でしたが、現在は共に中国語を学ぶ仲間達から刺激を受け、積極的に中国語でコミュニケーションをとれるようになりました。留学生活も残り4ヶ月、中国語だけではなく中国の歴史や経済などについて幅広く学び、帰国後は私が中国で学んだ事や感じた事、日本と中国を比較して気づいた点などを何かしらの形で皆さんにも共有できたら良いなと思います。
<気功の授業に参加した時の様子>
<大学裏の沙湖公園で留学生や中国の友人達と>