vol.27 2014年2月
国際交流学科3年 中山 彩冴
私は2013年9月から2014年1月までアメリカのウィスコンシン大学オシュコシュ校に留学していました。5ヵ月という短い期間でしたが、日本では決してできない経験をすることができました。今回この留学体験記を書くにあたり、今後留学を考えている方々にとって少しでも参考になればと思います。
私は”Interim”という集中講義のような授業も含め、5つの授業を履修しました。生徒数の多いレクチャー形式の授業でなく、あえて生徒数が少なくディスカッションの多い授業をとることによって、クラスメートや先生との交流の機会を増やそうと考えました。初めの2週間はクラスの雰囲気の違いに驚き戸惑い、また、課題の量も多く、一つ授業を履修中止しようと考えたほど大変でした。現地では積極的に発言をする学生が多く、私も意見を求められることが多々ありました。クラスによっては、ノートをとるのも間に合わないこともあり、半年間乗り越えられるかとても不安でした。しかし、そのような辛い時期にこそ、周りの人々の助けが力になりました。先生のオフィスに定期的に行ったり、ライティングセンターに通ったりするにつれ、次第に授業にも課題の量にも慣れていきました。
授業外でも、3つのクラブ活動等を通して友達をたくさん作り、さまざまな文化について学ぶことができました。私は”International Student Association”・”Asian Student Association”・”Club Nippon” の3つのクラブに加入し、定期的にクラブミーティングに参加しました。クラブのアクティビティでは、様々な国々の料理を食べたり、みんなでゲームをしたり、シカゴ旅行に行ったりしました。クラブ活動以外でも、ダンスパーティーに行ったり、日本食を振る舞ったり、音楽が好きな友達と集まってセッションしたりして、たくさんの良い思い出を作ることができました。
最後に、留学を考えている方々に向けてメッセージを送ります。アメリカへの留学はとても勇気がいる決断でしたが、アメリカで学んだことや友達と過ごした時間は一生の宝物になります。留学中には英語力や知識だけでなく、それ以上に日本では得られないものがたくさんあります。また、毎日どのように時間を過ごすかによって得られるものも大きく変わってくると思います。少しでも留学に興味がある方は、ぜひ思いきって挑戦してみてください。
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