vol.49 2016年12月
国際交流学科3年 松永 朋恵
みなさんこんにちは。国際交流学部3年の松永朋恵です。日本はもうすっかり冬に入り寒い日が続いているでしょうが、タイは今、乾季の時期で日中は30度を超えることが普通なので長袖を着るなんて考えられません。そして12月になると同時に交換留学生活終了までのタイムリミットが迫ってきました。これまでを振り返ってみると、タイでの留学生活は私にとって刺激になることばかりだったと改めて感じます。
まずは学校生活についてです。他の留学生の体験記にも書いてある通り、タイの授業は日本と違い1コマ3時間もあります。初めはこれがすごく長く感じられましたが、多くの先生が1時間半経ったころに10~15分くらいの休憩をはさんでくれますし、2時間程度で授業が終わることもたまにあるので最近はあまりきついと感じなくなりました。授業は全て英語で行われます。勿論、試験の解答やレポートも英語で書かなければなりません。正直今でも授業内で先生がおっしゃっていること全てを完全に聞き取り理解するのは困難です。しかし周りのタイ人学生に助けを求めれば優しく教えてくれます。私たちがいるジャーナリズムを学ぶクラスの学生たちはみんな個々の英語力のレベルが高いので授業内のプレゼンテーションなども台本など見ずにスラスラと英語で行います。そんな彼らの姿をみると毎回自分も頑張らなくてはと意欲がかきたてられます。そして早いものでもうすぐ期末テストが始まります。中間テストでは学生たちのテストに対する意識の高さを目の当たりにしました。テストの1週間前になると図書館が勉強する学生で埋め尽くされます。昼すぎに行くと席が空いていないこともあります。タマサート大学は優秀な学生が集まる優秀な大学であると再認識させられました。
次にタイでの食生活について触れたいと思います。タイに来て驚いたこととして物価の安さが挙げられます。服や生活用品は勿論、食べ物なども日本と比べると非常に安価です。例えば大学内の食堂での昼食は大体高くても日本円で150円以内(50バーツくらい)に収めることができます。安いものは100円もしません。大学付近の屋台もそれくらいの値段なので非常に助かります。
また、大きなショッピングモールやバンコクまで足を運ぶとCOCO壱番屋やすき屋など多くの日本の飲食店がチェーン展開をしています。ランシットキャンパスの近く(バスで15分くらいのところ)にあるフューチャーパークという大型ショッピングモールは、映画館も中にあるほど大きくて、たくさん日本食の店があるので私達留学生の週末の憩いの場になっています。このように食に関して困ったという体験はあまりありません。いうなれば時々かなり癖のある味の料理や香辛料がかなり入った料理があるので注文時は注意しなければならないことぐらいです。
残された時間はわずかです。この限りある時間の中で、最後まで有意義な時間を過ごし有終の美を飾れるよう留学生活を楽しみたいと思います。
大学内の図書館の様子
フューチャーパーク内の
やよい軒の食事