vol.58 2017年10月
国際交流学科3年 榎 萌絵
韓国の釜山にある東亜大学校に交換留学に来て、早くも2か月が経とうとしています。来た当初は韓国語を積極的に使うことができず不安でしたが、トウミ(東亜大学校の日本語が話せる学生で、学校生活の手助けをしてくれる有志)の方がたくさん手助けしてくれて何とか今まで暮らせています。来たばかりの時より、韓国語を話そう、理解しようという思いが強くなってきました。私は、今回の報告で学校の授業と学生寮について話したいと思います。
まず、学校の授業についてです。東亜大学校では学部授業の他に、留学生対象の韓国語を韓国語で習う専門教育機関があり、留学生が韓国語を学べる良い環境が整っています。私は初級2というコースにいます。クラスメイトは中国、台湾、日本人で、他のクラスもインドネシアやベトナムなどアジアから来る人が多いです。最初はみんなあまり積極的に話さなかったのですが、最近では和気あいあいと楽しいです。また、クラスのみんなで食事に行くこともあります。先生も簡単な韓国語で楽しく授業をしてくださるので、退屈になることもなく毎日充実しています。そして、宿題はほぼ毎日課題か作文が出されます。大変ですが、今まで分からなかった文章が辞書を引かずに理解できたときはとても嬉しいです。また私は韓国語講座のほかに「映画で読む東西文学」という教養の授業をとっています。この授業は韓国人学生が対象なので韓国語講座以上に大変です。先生の言葉はまだよく聞きとれず、予習をしても分からない部分がたくさんありますが、先生に質問すると優しく教えてくれます。
次は学生寮について話します。韓国の大学は山の中にあることが多いのですが、女子寮は東亜大学校スンハクキャンパスの中でも一番山の上にあります。しかしシャトルバスがあるので交通で不便なことはありません。寮での不便なところはありませんが、日本と違いトイレとシャワーが一緒になっているので最初は狭いなと感じていましたが、慣れれば大丈夫です。そして寮ではお金を払うと朝と夜ごはんを寮の食堂で食べることが出来ます。私は寮の学食ではなく学校近くの食堂や寮の売店を利用していますが、1食5000ウォン(500円くらい)あればおなか一杯になる安い店が多いです。
韓国の留学生活はまだ続きますが、この2か月とても早く感じたので残りの期間も後悔せずに積極的に行動していきたいです。
韓国語講座のクラスメイトとサムギョプサル
東亜大学校の女子寮